ようこそ、日本核酸医薬学会第10回年会のホームページへ!
日本核酸医薬学会第10回年会を、2025年7月1日(火)~3日(木)(プレシンポジウム 6月30日(月))の日程で、神戸国際展示場において開催いたします。
日本核酸医薬学会は、1991年に発足したアンチセンスDNA/RNA研究会の事業を承継し、核酸医薬に関する研究・教育を推進しながら、産官学が一体となり、我が国の核酸医薬の創出に寄与することを目的として2015年4月に新たに設立されました。核酸医薬に深く関連する5つの学術領域(化学、生物、デリバリー、医学・臨床、レギュラトリーサイエンス)において活動している各専門家が、産官学の枠を越えて最新の研究成果・学術情報を発信・共有できる場を提供することを目的としています。
第1回年会が2015年11月に京都で開催されてから10年、第10回年会は神戸で開催することになりました。日本核酸医薬学会の発足10年を記念する本年会のテーマは「Decades, これまでとこれから -創薬力の結集と更なる広がりへ-」と致しました。
核酸医薬に関連する研究のめざましい発展に伴い、日本核酸医薬学会においては年々、演題数ならびに参加者数が大きく増えています。第10回においても、本会の大きな特徴である5つのサイエンスセッションで各分野における最先端研究をご発表いただくと共に、企業シンポジウム、欧米の核酸医薬学会OTSシンポジウム、プレシンポジウムとして教育セッションや若手シンポジウムなどを開催いたします。同時に、1995年に松尾雅文先生がエキソンスキッピング療法のアイデアを発表してから30年の節目を、発祥の地である神戸で記念する特別セッションも企画し開催する予定です。日本における核酸創薬・臨床応用の更なる発展に向けた熱い議論の場として、次なるDecadesへの飛躍に繋がれば幸いです。
また、産学が両輪となり核酸医薬研究を進めていくという日本核酸医薬学会発足時の理念を踏まえ、年会をアカデミアと企業が協力して開催する運びとなりましたが、第10回年会は産学からそれぞれ年会長を出す初めての回となります。2025年7月に神戸の地で多くの皆様にお会いできることを心より楽しみにしております。